フランス関連

オードブルってフランス語?食事に関する表現まとめ

こんにちは。

みなさんオードブルっていう言葉聞いたことありますよね?

パーティーなどで出てくる大皿に綺麗な料理がたくさん乗っているようなイメージ??

 

オードブルとはフランス語では、Hors-d’oeuvre(オードゥーヴル)と書きます。

Hors(オー)とは「〜の外に、〜外」という意味です。

例えばhors de question(オー ドゥ ケスチョン)というと「問題外」という意味になります。

ではd’oeuvre(ドゥーヴル)は?というと

oeuvreは「作品」という意味です。

つまりHors-d’oeuvreとは、「作品外」、英語に当てはめると「outside the work」となり、

料理でいうと「メインの外」→「前菜」の意味になります。

 

前置きが長くなりましたが、今日はフランス語での料理にまつわる単語や、食事のメニューの順番などについて説明したいと思います。

前菜・主菜・デザートは絶対!?

私がフランスで驚いたのが、会社の社員食堂や学校の給食でも基本的には前菜・主菜・デザートと分かれていること。

レストランでは分かりますが、社員食堂までも!?

もちろんその内容は高級レストランなどのようではありませんが、基本的にはフランスでは食事といったらこの3つのカテゴリーで食べるという習慣があります。

では、実際に前菜・主菜・デザートはフランス語ではなんと言い、どのようなものがあるのか説明していきたいと思います。

前菜 Entrées (アントレ)

前置きで、Hors-d’oeuvre「前菜」という話をしましたが、オードブルは手でつまんで食べれるような一口サイズの料理を指すことが多く、立ってつまんで食べるというイメージが強いです。

Entréesはより広い意味での「前菜」で、基本的にはコースの最初に出てくる最初の料理で、フォークとナイフで席に座って食べるものといった意味合いになります。しかしながら、レストランでもHors-d’oeuvre「前菜」の方を表記しているところもあります。

では、フランスのレストランなどでよくある前菜を見てみましょう。

・Foie Gras (フォアグラ) フォアグラ言わずと知れたフォアグラ。ガチョウや鴨の肝臓ですね。

・Escargots (エスカルゴ) エスカルゴ

こちらも有名なフランス料理、カタツムリですね。ガーリックとバター、パセリのみじん切りで味付けしたものが一般的。

 

・Œufs (ウフ)

卵料理も前菜によく使われます。ゆで卵の黄身にマヨネーズを加えて細かく潰したœufs mimosa(ウフミモザ)などは、家庭料理でも見かけます。

 

・Soupe (スープ)スープ

野菜や魚のスープなど。チーズを乗せたSoupe à l’oignon(スープ ア ロニオン)オニオンスープはビストロなどでも定番メニューです。暑い夏にはガスパチョなどの冷製スープも人気です。

 

・Salade (サラードゥ) サラダ

前菜なので量は少なめですが、チーズやハムが入ったものもありますよ。

主菜 Plats (プラ)

主菜は肉料理、もしくは魚料理ですね。お家や食堂などではパスタも出ます。

– Viande (ヴィヨンドゥ)

 

・Boeuf (ブフ) 牛肉

 

・Porc (ポー) 豚肉

 

・Poulet (プレ) 鶏肉

 

・Veau (ヴォー) 仔牛肉

 

・Agneau (アニョー) 仔羊肉

 

・Canard (カナー) 鴨肉

 

– Poisson (ポワッソン)

 

– Fruits de mer (フリュイドゥメール) シーフード

 

– Pâtes (パットゥ) パスタ

 

デザートDessert (デセール)

最後にデザートを見てみましょう。

・Gâteau (ガトー) ケーキ

Gâteau au chocolat (ガトー オ ショコラ) チョコレートケーキ、 Gâteau aux pommes (ガトー オ ポム) 林檎ケーキなど

 

・Tarte (タルト) タルト

Tarte aux fraises (タルト オ フレーズ) 苺のタルト、 Tarte au citron (タルト オ シトロン) レモンのタルト、Tarte tatin (タルト タタン)キャラメリゼした林檎のタルトなど

 

・Crème Brûlée (クレームブリュレ)

映画アメリで主人公が食べるシーンがあり、話題になったフランスのデザート。Brûléeとは「焼けた、焦げた」という意味で、

生クリーム、卵黄、砂糖、バニラを混ぜて湯煎にかけて固め、その上に砂糖をかけ、バーナーなどで焦がしたもの。

 

・Mousse au chocolat (ムース オ ショコラ) チョコレートムース

チョコレートムースの意味。こちらもフランスの定番デザート。溶かしたチョコレートに生クリーム、卵黄を入れて混ぜ、泡だてたメレンゲを加え、冷蔵庫で冷やし固めたもの。

 

・Glace(グラス) アイスクリーム

Glace à la vanille (グラス ア ラ ヴァニー)バニラアイス、 Glace au caramel (グラス オ キャラメル)キャラメルアイス、 Glace à la framboise (グラス ア ラ フランボワーズ) ラズベリーアイスなど

ちなみにシャーベットはSorbet (ソルベ)と言います。

 

・Fromages (フロマージュ) チーズ

フランスでは、レストランでコース料理を頼んだ場合、正式にはチーズはメインとデザートの間に出されます。

しかし、普段の食事や超高級ではないレストランでは食事の後にデザートかもしくはチーズかという場合が多いです。

普段の家庭では、簡易的なデザートとしてヨーグルトにジャムや蜂蜜などを入れて食べることも多いですね。

まとめ

今回は、フランスの食事の料理のメニューや順番、よく目にする料理の単語をご紹介しました。

国によって様々な食文化がありますね。

フランスで食事をする機会があれば、1度ぐらいは是非フルコースで美味しいフランス料理を堪能してみたいですよね。

是非お気に入りの一品を見つけてみてください!