こんにちは、コレットです。
5月になると半袖で過ごすことが多くなって、晴れの日も多く、湿気も少なくて快適な陽気ですよね。
日本は5月が一番過ごしやすいんじゃないかなぁと個人的に思います。
6月は梅雨、7月からは蒸し蒸しと暑くなって過ごしにくい季節になりますよね。
私が暮らしていたパリは夏はとても過ごしやすく、私にとって大好きな季節でした。
今回は、パリの夏についてご紹介したいと思います。
平均気温は?
パリの7月の平均気温は最高気温は25度前後、最低気温は15度前後です。
朝晩は涼しく、カーディガンなどを羽織ることもあります。
やはり、日本の夏との違いは何と言っても湿度でしょう。
フランスはいわゆるカラッとした暑さなので、暑くても日陰に入ると涼しいんですね。
とはいえ、パリでもCanicule (カニキュル)、いわゆる猛暑の日もあります。
特にここ数年は温暖化の影響もあり、フランスや他のヨーロッパ諸国での猛暑のニュースを聞くことがありますよね。
私がよく暑さの例えで思ったのが、
日本の暑さはグツグツと沸騰したお鍋の中にいるような暑さ
フランスの暑さはフライパンの上にいるような暑さ
どうでしょう、何となく暑さのイメージが沸きますでしょうか?
フランスの冷房事情

温度計が40度って表示されているの、これは本当です。
日本は暑いですが、さすがに40度を超えることってまずないですよね。
いくらフランスの夏が過ごしやすいと言っても、さすがに40度を超えるとキツイのですが、
何が辛いってクーラーがないんです。
日本では、お店でも家庭でもクーラーがあるのが一般的ですよね。
フランスでは、ほとんどの家庭、レストラン、カフェなどにクーラーがありません。
一部のクーラーを設置しているカフェなどはSalle climatisée(サル クリマティゼ)という張り紙を店の前に貼って、
ここのお店はクーラーが効いてますよ!とアピールします。
Salleは部屋、店内の意味 climatiséeは空調設備のある、冷房の入ったという意味の単語です。
一般の家庭では、シャッターを閉めるなどして、暑さを遮断して扇風機でなんとか過ごすしか方法がありません。
しかし、今後の気候を考えるとクーラーを設置するお店や家庭も増えそうですね。
日照時間が長い
日本とフランスの夏の違い、もう一つは日照時間の違いです。
3月下旬のサマータイムが始まると、どんどん日が長くなり、7月の日の入り時刻は夜10時頃!
子供はまだ日が出ている時に、おやすみなさーいと言ってベッドに入ります。
日が長いことは、猛暑の時は過酷です。早く太陽沈んでくれーと思ってしまうほど。
しかし、同時にとても開放感を感じました。
日が長いと体感的にまだ時間が遅くない気がしてしまうので、自然と外にいる時間が長くなったり、せかせかとしなくなるような気がします。
これもフランスならではの夏の魅力ですね。

気候に関する単語を覚えよう
今回は夏の話でしたが、季節の単語はフランス語では?
ここに本文を入力
・Printemps (プランタン) 春
・Été (エテ)夏
・Automne (オトンヌ) 秋
・Hiver (イヴェール) 冬
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・Soleil (ソレイユ) 太陽
・Chaud (ショー) 暑い
(気候が)暑いと言いたい場合は、Il fait chaud (イル フェ ショ)と表現します。
・Heure d’été (ウールデテ) サマータイム
・Humidité (ユミディテ) 湿度
・Climatiseur (クリマティズール) クーラー、冷房
・Ventilateur (ヴァンティラトゥール) 扇風機
まとめ
今回はフランスの夏の暑さについてのお話でした。
今年の夏も暑くなりそうですね。
もう少し、この快適な季節を満喫して、元気に夏を迎えましょう!