フランス関連

【フランスで家探し】知っておきたい物件に関する単語・表現のまとめ

フランスに住みたい!

でもどうやって家を探す?

今回はフランスで家探しをする時に必要な単語や表現をご紹介してみたいと思います。

日本とは違って古い建物の多いフランス、物件探しの際に気をつけなければいけないポイントが色々あります。

せっかくの家探し、失敗はしたくないですよね。

では早速行きましょう!

物件探しに必須の基本単語

探すにあたっての基本単語をまずはご紹介します。

・Agence immobilière (アジャンス イモビリエール) 不動産

・Announce (アノンス) 広告

・Appartement (アパルトマン) アパート、日本でいうマンションも含む

・Maison (メゾン) 一軒家

・Location (ロカシオン) 賃貸

・Achat (アシャ) 購入

・Meublé (ムブレ) 家具付き物件

・Loyer (ロワイエ) 家賃

希望の部屋数・広さの物件を探してみよう

まず、アパートの広さに関しては

平方メートル()表記ですので日本と同じですね。

読み方はmètre carré メートル キャレと読みます。

 

そして部屋の数ですが日本では2DKとか3LDKといった表現をしますよね。

フランスではそのような言い方はしません。

 

ではどのような言い方をするかと言うと、pièces(ピエス)と言う単語を使います。

『pièces』とは『部屋』のことを意味します。

これはリビングやダイニング、寝室などを含みます。

なのであくまで、キッチンや浴室、トイレなどを除いた『部屋』がいくつあるのか、と言うことになります。

部屋の種類別の単語

・Cuisine (キュイジーヌ) キッチン

・Salon (サロン)リビング

・Salle à manger (サラマンジェ) ダイニング

・Salle de bain (サルドゥバン) 浴室

・Balcon (バルコン)バルコニー

※Salleという単語は『部屋』、『〜室』という意味。直訳するとSalle à mangerは食べるための部屋。Salle de bainはお風呂の部屋という意味。

フランスならではの物件の条件

ここで紹介する単語は実際の物件の広告でよく目にします。

知っておいて損はないので覚えておきましょう!

Salle d’eau (サルドー)  シャワー室

フランスはシャワー文化なので、湯船にお湯を溜めて入らないという人がほとんど。

パリなどの物件の高い都市では、湯船は場所を取るのでシャワーだけで充分なため、特に小さいアパートを探す場合は湯船があるアパートを探すのが困難です。

広告にSalle d’eauと書いてあった場合は、湯船はなくシャワーのみのバスルームですよ

という意味ですので気をつけましょう。

でも日本人ならやっぱり湯船に浸かりたいですよね。゚(゚´Д`゚)゚。

 

Cuisine américaine (キュイジーヌアメリケーヌ)            簡易キッチン、キチネット

同じく、小さいアパートでは独立したキッチンではなく、

リビング&ダイニングの一角に簡易的なキッチンが付いている物件も多いです。

Cave (カーヴ)地下室

パリでは地下に物置のようなスペースのある物件が多いです。

普段使わないものをしまっておけるので、Caveがあると非常に便利です。

ただし、Caveによってはせっかくあっても湿気が多すぎて置いてるものがカビてしまったり、換気が悪く嫌な匂いがすることも。

物件を見に行く時に使えそうかどうかをちゃんとチェックしましょう!

Chauffage (ショファージュ)暖房

寒さの厳しい冬は暖房は必須。暖かい快適なアパートに暮らしたいですよね。

暖房の種類もいくつかあるのでご紹介します。

・Chauffage collectif (ショファージュ コレクティフ)

セントラルヒーティングのこと。

建物全体の暖房が管理されていて常に一定温度に暖められています。

建物の壁にお湯が通る配管があり、それによって部屋を暖めるタイプが一般的。

各家庭で暖房を点けたり切ったりは出来ません。

※Chauffage collectifでもガスで温めるところもあります。

 

・Chauffage individuel (ショファージュ アンディヴィデュエル)

各家庭で暖房を管理する。

Gaz (ガーズ)ガスもしくはélectrique (エレクトリック)電気のどちらかが一般的。

 

基本的にパリのアパートには今ご紹介した暖房器具のどれかがすでに備え付けられています。

それでも寒いという場合は、別に電気屋さんでヒーターを買って暖めるという感じです。

Ascenseur (アソンスー)エレベーター

古いパリのアパート。エレベーターのあるなしは要チェックです!

Sans ascenseur (ソン アソンスー)と書いてある場合は、エレベーターはなし、つまり階段のみということです。

※sansは英語のwithoutにあたり『〜なしの』という意味です。

私は一度、6階(日本式の7階!)エレベーターなしの物件に住んだことがありますが、

病気で体調が悪い時、急いでるのに忘れ物をしてしまって取りに戻らなければならない時の辛さと言ったら。。。

毎日の運動にはなりますが (´ε`;)

また、お子さんがいる方や足腰に問題がある方などは下のほうの階に住むかエレベーターは必須ですね。

実際にannonce(広告)の例を見てみよう

Situé dans un immeuble au 5ème et dernier étage,

un charmant 2 pièces de 30m² et se composant d’une entrée, un séjour, une chambre, une cuisine aménagée équipée,

une salle d’eau, WC indépendant + CAVE. Année de construction 1905.

訳 : パリ10区の2部屋の賃貸アパート

5階建ての建物の最上階、

素敵な2部屋、30m²で入口スペース、リビング、寝室、設備の整ったキッチンから成る。

シャワールーム、トイレ別、CAVE有。1905年建造。

要チェック表現

WC indépendant とは、トイレがバスルームではなく、個別にありますという意味です。

indépendant 独立したという意味の形容詞ですね。

日本でもそうですが、バスルーム内にトイレがあることも多いヨーロッパですが、やはり別の方が便利ですよね。

 

もう一つ見てみましょう。次はちょっと難しめですよ。

 

un appartement rénové cette année de 4 pièces situé au 3ème étage avec ascenseur d’une superficie de 90 m².

 

Lumineux, exposé plein sud, il se compose d’une entrée avec rangements, d’un séjour, d’une salle à manger, d’une cuisine équipée et aménagée, de 2 chambres dont une suite parentale avec salle de bains, d’une salle d’eau, 2 WC.

 

Parquet, moulures cheminées. Chauffage et eau chaude individuels gaz.

 

Loyer: 2780€ charges comprises. Disponible immédiatement.

訳 : パリ6区の4部屋、うち寝室2部屋の賃貸アパート

今年に改装した4部屋のアパート、エレベーター付き3階、90 m²。日当たりがよく、南に面している。

収納のある入口、リビング、ダイニング、設備の整ったキッチン、バスルームとシャワールーム、トイレ付きの寝室が2部屋。

フローリング、暖炉の台有。

暖房とお湯は各家庭でガスで温めるタイプ。家賃は2780€、管理費込み。即日入居可。

要チェック表現

rénové (レノヴェ) 改装した、リノベーションしたという意味。Refait à neuf(ルフェ ア ヌフ)という言い方もします。

Lumineux (リュミヌー) 光に照らされたという意味の形容詞、つまりこの場合は日当たりが良いということですね。Lumière (リュミエール)光という意味の単語から派生しています。やはり日当たりの良い物件に住みたいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだ紹介しきれていない単語や熟語がたくさんあるのですが、基本的な単語はご紹介できたかと思います。

日本とは住宅事情も違うので、いろんな発見がありますよね!

理想のアパートを探してフランス生活を満喫しましょう!