パリと聞いて思い浮かぶ風景といえば、街中にあるおしゃれなカフェのテラスでお茶をしてる人々の姿が目に浮かびませんか?
でもフランス人って一体カフェでは何を飲んだり食べたりして、話に花をさかせているんでしょうか?
パリに旅行に行ったら、自分も絶対カフェでお茶がしてみたい〜!なんて方も多いのではないでしょうか。一体何て言って注文すればいいの?せっかくはるばるフランスに行くならフランス語で注文したい!
というわけで、パリのカフェに関する情報をご紹介します!

Contents
カフェの定番メニュー
まずはどこのカフェにもある定番のメニューをご紹介します!
Expresso (café) エスプレッソ(カフェ)
定番中の定番メニュー。フランスでコーヒーでもというとエスプレッソのことを指します。小さなカップで出てきます。カフェでもエスプレッソをオーダーする人が一番多いのではないかと思います。苦いイメージがあるかもしれませんが、慣れてしまうととっても美味しいですよ。量は少ないので少し物足りない気はしますが、食後などにはエスプレッソの方がすっきりしますね。こちらにはミルクは付きません。お砂糖と小さい一口大のチョコレートが付いてくることが多いです。
注文する際は
「Un café s’il vous plait.」 アン カフェ スィルヴプレ
もしくは
「Un expresso s’il vous plait」アン ネスプレッソ スィルヴプレ
でOKです!
Café Noisette (カフェノワゼット)
エスプレッソのミルクを入れたもの。エスプレッソに挑戦したいけど、苦すぎるのは嫌という方にオススメ。
Café Crème (カフェクレーム)
ミルク入りのコーヒーで、いわゆるカフェオレのことですね。こちらは普通のサイズのカップで出てきます。
Café Allongé (カフェアロンジェ)
いや、エスプレッソとか飲めないんで普通のコーヒーが飲みたいんですけど。そんな方はこのカフェアロンジェを頼んでください。いわゆる日本で『コーヒー』と呼ばれるものです。
実際はエスプレッソにお湯を足したものらしいですが。
Chocolat Chaud (ショコラショ)
こちらはホットチョコレートですね。冬の寒い日にはショコラショを飲んで温まりたいものです。お店によってはココアパウダーではなく、チョコレートを実際に溶かしてミルクを加えたかなり濃厚なものを出してる本格派なお店もあります。
美味しいけど…甘い。
Cappuccino (カプチーノ)
皆さんもよくご存知のカプチーノ。ミルクを蒸気で温めて泡立てたものをエスプレッソに注いだものですね。
Café Viennois (カフェヴィエノワ)
Viennois(ヴィエノワ)とはウィーンの、ウィーン風(オーストリアの首都ウィーンです)という意味で、ホイップクリームがたっぷり乗ったコーヒーです。
日本でもウィンナーコーヒーって言いますよね。
注文の仕方
「Je voudrais un café s’il vous plait.」ジュ ヴドレ アン カフェ スィルヴプレ
と、言ってもいいのですが。
カフェはそんなにかしこまった場所でもないですし、ウェイターは忙しくバタバタしていることが多いので、
短く「Un café s’il vous plait.」アン カフェ スィルヴプレ
だけで全然問題なく通じます。ちなみに今回ご紹介した飲み物は全て男性名詞だったので
「Un」アンでいいのですが、女性名詞の飲み物だった場合は、「Une」ユヌ に変わります。

まとめ
フランスでも日本と同じようにスターバックスなどのチェーン店もたくさんあり、多くの人が利用していますが、パリではたくさんの昔ながらのカフェがあります。地下鉄の駅を出たところとかには、必ずと言っていいほどありますので、待ち合わせに利用する人も多いですね。
あとは、チェーン店とはまた違ったお店それぞれの雰囲気だったり、昔の文豪が通っていたカフェなど、それぞれのお店に特徴があるので、お気に入りのカフェを見つけるのも楽しいですね!
あとはパリは日本のようにトイレが街中になかなかありません。スーパーなどにも基本トイレはありませんので、トイレを利用するためにカフェに入るなんてことも。
そこでカフェを飲んで、またトイレに行きたくなってしまうという悪循環。
皆さんもフランスを訪れる際には、是非カフェに行って、フランス語で注文してみましょ〜〜!